11月のイベント報告レポート
食べる瞑想体験!「マインドフル・イーディング」初のオンラインイベント報告レポート
毎月開催しているLaboMe®︎ イベント。
3分でごきげんになる〜心と体がととのう、食べる瞑想「マインドフル・イーティング」のオンラインイベントを開催しました。ご参加いただいた方々ありがとうございました!
今回はマインドフル・イーティング講師の葉月ようかさんがゲスト講師
マインドフル・イーティング講師の葉月ようかさんをゲスト講師に迎え、参加者の皆さんと一緒に食べる瞑想「マインドフル・イーティング」を実践。
今月のプロダクトのドリップ式の飲むおだし「Dashi-Cha®︎ 」ブランド担当者の中田さんにもお越しいただきました。
まずは葉月さんによるマインドフル・イーティングの説明です。
葉月さんはマインドフルネスに基づく食事認知療法MB -EATを開発者から直接学んだ日本人5人のうちのひとりで、マインドフル・イーティングの第一人者です。
食べる瞑想「マインドフル・イーティング」とは?
「マインドフルネス(瞑想)」は昨今、生活の中でよく耳にするワードになってきました。最新の研究はたくさん出ており脳科学的にも効果が証明されているそうです。現代人はたくさんの情報に囲まれているため、常に考えごとをしていたり、思考が散らばっていたりとマインドレス状態になっている方が多いそうです。
今回のマインドフル・イーティングでは、マインドフルネスを食事に落とし込む大切さと、その実践方法を教わりました。
例えば、ダイエットで食事制限をしてしまうとストレスが溜まって過食したり、食生活が乱れてしまう方も多いですよね。マインドフル・イーティングを行うと、食を通して自分の内側の感覚と向き合うので、我慢してストレスをためたり、過食になったりすることが避けられるそうです。
実際にマインドフル・イーティングを行う際のポイントは
・一口一口を量でなく質を楽しむこと
・食欲を見える化すること
ということでした。
目の前に食ができた過程やそれに関わった人たちを想像して、質に目を向けることが大切だそう。食欲の見える化をするために、空腹スケール(空腹レベルが今どれくらいか)と満腹スケール(どれくらい胃が充実しているか)を1~10の数値で表します。
また、実際に食べて自分の中での美味しさメーターを感じてみるといいそうです。初めの1口はどうだったか?2口目はどうか?食べ終わりは?など美味しさの変化を楽しみます。
マインドフル・イーティングをみんなで実践!
葉月さんの優しい声に誘導されながら、参加メンバーで実践もしました。
まずはその食事をよく観察して、耳に近づけて音が聞こえるか試してみたり、香りを嗅いでみたりします。その後、目を閉じて唇に触れてみて、そのまま舌の上に載せて口の中でゆっくり感じていきました。
味わいはどうか?どれくらい美味しいと感じたかを美味しさメーターで考えます。
最後は可能な限り味を楽しんで「もう食べられなくなるかも・・・」と思いながら飲み込む。
飲み込んだ後は、食べる前の空腹スケールに変化はあったか?味はどれくらい残っているのか?もう一口欲しいか?など感覚を研ぎ澄まします。
2口目は香りの変化はどうか?舌や歯茎、ほっぺたの内側の感覚、口の中のどの部分で噛んでるかなどいつも自動でやってることに注意を向けました。飲み込みたくなる衝動を置いて、一口から喜びと感動を感じることこそ食事の喜びですね。
普段の生活で、マインド・フルイーティングを続けるコツは
・自分の空腹感、満腹感、味への満足度を磨く
内需要感覚(内受容感覚は呼吸、痛み、体温、心拍、胃腸 の動きなどの生理的な状態に関する感覚や内臓感覚のこと)を磨くといわれているボディスキャンがおすすめ
・ワンスプーン瞑想
最初のひと口を、マインドフルに食べてみるだけでもOK
だそうです。
マインドフルなひとときを楽しめる今月のプロダクト
ワークショップ後は、今月のプロダクトでもあるドリップ式の飲むおだし「Dashi-Cha®︎ 」ブランド担当者の中田さんから、商品の魅力や楽しみ方についてお話いただきました。「Dashi-Cha®︎ 」を淹れる過程もまたマインドフルなひとときです。
出汁をとった後の出汁のもとも美味しく活用
出汁をとった後の出汁のもとは捨てずに美味しくいただく方法も教えていただきました。
例
・トマト味はオリーブオイルをかけてバケットに載せる
・ごぼう味は味噌を混ぜて、豆腐のうえに乗せて食べる
サスティナブルに最後まで楽しめるのも「Dashi-Cha®︎ 」の魅力です。
「Dashi-Cha®︎ 」でマインドフル・イーティングを楽しむ方法を伝授
葉月さんからは「Dashi-Cha®︎ 」など飲み物でマインドフル・イーティングを行うポイントも教えていただきました。
・ドリップするところから、マインドフルな時間を楽しむようにすること
・お湯を注いで、お湯がだし茶のパウダーの中に染み込んでいく様子、ダシ茶がカップに落ちていく様子、音にも注意を向けたり目と耳で味わう
・カップの暖かさや香りを楽しみ、ひと口を口に入れて、口の中が暖かくなる様子や香りをたのしむ
・噛んでみると、どんなことが起こるかやってみる
・ドリンクやスープでも噛んでみて、唾液と混ざるとどうなるか観察してみる
・ひと口ひと口で満足度がどうなるか? 感じてみる
ぜひ皆さんも自宅に届いた「Dashi-Cha®︎ 」を使ってマインドフル・イーティングに挑戦してみてください。
最後に
LaboMe®︎ イベント運営陣も一緒にマインドフル・イーティングを行いながら、食と身体に向き合ってみました。
ご参加いただいたみなさん、葉月さん、中田さんありがとうございました!
次回のイベントは12/9(土)で開催
次回のイベントは「心を満たす、対話の時間」をテーマにクリスマスの時期に合わせてオリジナルキャンドルを作るイベントを12月9日(土)に開催します。
ぜひみなさんお楽しみに!